更新日:2024/05/29
TMJ30UC3
水栓金具メーカー:TOTO
TMJ30UC3の故障内容別の原因と修理方法・交換部品を解説します。
(ポタポタ水漏れの原因やバルブカートリッジやパッキン等の補修部品)
TMJ30UC3を交換する際の後継機(代替品)も紹介。
よくある故障
水が止まらない(ポタポタ水漏れ)
シングルバルブ部(バルブカートリッジ)「THY582N」の交換となります。
本体側が原因の場合もあり、バルブを交換しても直らない可能性があります。
(バルブ下部の2つの円柱形パッキンの本体側シート面の腐食が原因の場合あり。事前に要確認)
レバーハンドルが固い
シングルバルブ部(バルブカートリッジ)「THY582N」の交換となります。
水の出が悪くなった
吐水口の掃除をしてください。
清掃方法は下記分解図のリンク先にある取扱説明書を参照ください。
そこに詰まりが無い場合、逆止弁に異物が詰まっている可能性があります。
スパウト・シャワーの切り替えができなくなった
シャワーホース付け根のエルボ部のナットの緩みが考えられます。
緩みが無ければ切り替え弁部「TH5B0254」の故障と思われます。
スパウト部から水漏れ
Uパッキン「TH93460HP」の交換となります。
スパウト側が原因の可能性もありますので、パッキン交換では直らない場合もあります。
※パイプ径16mmのUパッキンならメーカーが違っても合うことが多い。
スパウトの回転が固い
ほとんどの場合、グリス塗布で直ります。(水栓金具のグリスについて)
使用年月が長い場合はUパッキン「TH93460HP」の劣化も考えられます。
レバーハンドルが外れた・がたつく
強く差し込んでも外れる場合、レバーハンドルの固定爪が破損していることが考えられます。
その場合はレバーハンドル「TH32382WA」の交換となります。
後継機種(代替品)
TBV03301J1
補修品一覧(分解図),取扱・施工説明書
こちらのページを見てください。