更新日:2023/05/04
【必読】蛇口修理に使うグリスの種類について
蛇口の修理ではグリスを使うことがあります。
操作が固くなった場合や、パッキンの交換等ですね。
そのグリスは何でも良いわけではないため、
蛇口用のグリスの種類を紹介します。
使う種類は「シリコングリス」
蛇口はシリコングリスを使います。
各蛇口メーカーもシリコングリスを販売していますが、
グリスメーカーのものでも大丈夫です。
それぞれ紹介します。
蛇口メーカー品
TOTOとLIXILは「L250L」という種類のシリコングリスですね。
KVKはわかりません。安いですが量が少ないのが難点。
とはいえ、個人利用では十分な量ではあります。
「L250L」はメーカー純正みたいなもので、とても高い。
そもそもこれを使うようになったのは最近のことで、
それまでは他社品のシリコングリスを使っていました。
値段が高いので個人の蛇口修理で使うものではないと思います。
他社品のシリコングリス
信越化学のシリコングリスが有名で、よく使われています。
昔からの蛇口修理グリスと言えばこれですね。
今でも多くの人が使っています。
安くて量も多い。業者でも1年は余裕で持ちます。
個人だとまず使い切れない量です。
しかし、シリコングリスは汎用的に使うことができるので、
常備しておけばとても便利です。ドアとか網戸とか、いろいろ使えます。
シリコンスプレーよりも長持ちするのが良いですね。
個人修理用途であれば、こちらをおすすめします。
機械油は使用禁止
よく素人がやってしまいがちですが、KURE 5-56は使用禁止です。
そもそも蛇口に付けるグリスは飲用可が前提です。
機械油は飲用できません。
そして、機械油はゴムパッキンと相性が悪く、パッキンが膨潤してしまいます。
少しでも使ってしまうとパッキン交換となります。
蛇口に関してはシリコングリス、もしくはシリコンオイルを使ってください。