ポタポタ水漏れを放置すると蛇口本体が壊れます
ポタポタ程度ならほっといてもいいか
そんな人がとても多いのですが、これは実は最悪です。
放置することにより蛇口本体の買い替えとなるケースが多い。
その理由を解説します。
金属本体が削れてしまい買い替えになる
水漏れしているということは、水が流れているということ。
パッキンと本体のわずかな隙間に急速に流れ金属を削っていく。
ポタポタであれば、ごくわずかな隙間を水が流れています。
おおよそはパッキンと金属本体との隙間です。
隙間がとても小さいため、水がとても速く流れます。
この水流により金属本体がどんどん削られていきます。
信じられないことですが、水流で普通に削れていきます。
こうなるともう買い替えしか直す方法はありません。
水漏れの放置は最悪なので、1日でも早く修理してください。
特に放置すると良くない水漏れ
この金属削れは下記の水漏れが危ないです。
・2ハンドル混合水栓のポタポタ水漏れ
・スパウト部からの水漏れ(蛇口全て)
・TOTOのTHY582N型バルブカートリッジのポタポタ水漏れ
・止水栓など軸(スピンドル)からの水漏れ
などなど
逆に問題ないのが、パッキンシール面が樹脂(プラスチック)の場合ですね。
ただ、金属なのか樹脂なのかの判断はできないと思うので、
すぐに修理することをおすすめします。
意外と金属は耐久性が無い
蛇口に関しては金属より樹脂の方が丈夫です。
樹脂は腐食しないので、設計に問題無ければずっと使えます。
ハンドルやシャワーヘッドは洗剤や紫外線等での劣化で壊れることがありますが、
それらが関係ない本体部が壊れることはほとんど見ません。
(昔は設計不良で割れていたことがあった)
金属部は腐食や削れが寿命。
これによって買い替えになることがとても多い。
その一つの理由に「水漏れの放置」がありますので、是非1日でも早く修理してください。