蛇口が壊れた時、修理するか交換するかの判断について

修理か交換かの判断は素人には難しい。
誰も蛇口のことなんて詳しくないので迷うところだと思います。
業者も信用できないし、ググっても宣伝ばかり、と。
ということで、まともなことを書きます。
1、寿命的に大丈夫かどうか?
本体の寿命が近ければ買い替えをおすすめします。
例えばシングルレバー混合水栓の水が止まらない故障の場合、
バルブカートリッジの寿命だと、スパウト部も寿命になっている可能性がある。
寿命の場合はパッキン交換で直らないことが多く、買い替えになります。
そうなるとバルブカートリッジの交換は大損となる。
台付型のシングルレバー混合水栓はおおよそ15年~20年程度で寿命です。
一つの目安として、「15年ごとに買い替え」があります。
構造がシンプルな壁付型のシングルレバー混合水栓であれば寿命が長く、
ほぼバルブカートリッジの交換で使い続けられます。
生産中止にならない限り、交換をすることは少ない。
2、補修部品を購入できるかどうか
蛇口の部品は生産中止後10年ほどで供給停止になります。
バルブカートリッジは共通部品なのでほぼ供給停止(廃番)にはなりませんが、
パッキンやハンドルなどはすぐ廃番になってしまいます。
「壊れたら買い替え」が確定している場合、買い替えが無難です。
生産中止日はメーカーのHPを見ればわかるため、
修理前に一度は見てみることをおすすめします。
3、修理と交換の値段の差
自分で交換できるのであれば、交換の方がお得なことが多い。
シンプルな蛇口の場合、部品5000円、本体1万円という感じです。
差は5000円程度しかないため、交換して全部新品にした方がお得なことが多い。
業者に依頼しても1万円ほどしか差はでないので、そう差はない。
さすがに使用5年程度で買い替えはもったいないので、
10年超えの場合ですね。寿命に近づいている時にどうするか?と。
自分であれば10年使っていれば交換します。
新しいやつは性能も良くなっていますし、何より綺麗で清潔。
こんなところです
どうしてもお買い替えをおすすめすることが多くなる。
だいたい蛇口が壊れるのは10年以上使っていることがほとんど。
修理はできますが、買い替えした方が結果的に安くなることが多い。
目先としては修理の方が安いですが、トータルでは交換が安い、と。
修理したのにまた違うところが壊れた!というのは多いです。
そうなるといろいろ時間も手間暇もかかるので、
新品に交換してまた10年は何事もなく使えるようにするのも良い選択。
こんな感じで修理か買い替えかを判断してみてください。