蛇口補修部品ガイド
品番別によくある故障と修理方法を解説


更新日:2023/05/04

止水栓が回らない場合の対処方法と注意点

止水栓

止水栓が固くて回らない!

蛇口修理で一番最初につまづく点です。
20年ぶりに止水栓を閉めるときなど、長く回していないとなりやすい。
対処方法等を解説します。

KURE55-6は使ってはいけない

KURE5-56は止水栓の固着、回らない場合に使ってはいけない

KURE5-56を使ってしまうと壊れる

KURE5-56は蛇口に使ってはいけません。
時間が経つとパッキンが膨潤して水漏れします。
また、蛇口から出る水に混ざるため体にも悪いです(飲用不可)。

蛇口に使うのであればシリコンオイルやシリコンスプレーが良い。
シリコン系はパッキンに影響がなく、飲用してもほぼ問題ありません。
(要成分確認)

止水栓が回らない場合の対処方法

回らないのはおおよそ閉める時です。
その場合の対処方法はおおよそ次の通り。

1、金属ハンマーで周囲を叩く
2、ダメなら元栓を閉めるなどして内圧を抜く
3、それでもダメならナットを外してパイプレンチなどで回す

回らない原因は止水栓ねじ部の固着です。
金属の素材が腐食して固着しているので、
まずはそれを壊すべくハンマーで叩きます。
カンカンと叩けば、蛇口の固着はおおよそ直ります。

マイナスドライバーでは力が入りにくいので、
三角ハンドルが取りつくのならばそれで回したい。
これを最初に試しても良いかもしれない。
ほぼ互換性があり、ホームセンターに安く売ってあります。

それでもダメなら元栓を閉めて内圧を抜きます。
(蛇口のハンドルを空けても水が出ないようにする)
内圧があると回すのが固くなるため、少しはマシになる。

それでもダメなら三角パッキン部のナットを外して、
軸を丸出しにして小型のパイプレンチで回します。
ここまでやることはそうそうないですが、まず回るはずです。

固着防止方法

全開にしないのが基本

止水栓を全開にする場合でも、少し閉める方向に戻します。
これ以上回らないところまで回して、1cmほど戻す感じです。
最後まで回した状態はねじ部が強く引っ付いている状態になるため固着しやすい。

あと、新品にするという手もあります。
止水栓は永久に使えるというものではなく、やはり劣化します。
金属のねじ部が劣化してボロボロになっていることもよくあります。
状態を確認し、ダメそうなら新品に交換しましょう。

蛇口の交換依頼をする場合

💡楽天市場が工事費込み&適正価格で安心

楽天市場ならボッタクリの心配無し。
工事費込みで売られており、価格もかなり安め。
中でも大手の「ジュプロ」というショップがおすすめです。
特に頼む当てがない場合は楽天市場を利用してみてください。

楽天市場で工事費込みの蛇口を見る

<詳細>
蛇口交換は楽天市場がおすすめの理由を解説
※当サイトの情報は間違っている可能性があります。
必ずメーカー公式HP等で品番等確認ください。

解説した蛇口の品番一覧・検索はこちら

止水栓が回らない場合の対処方法と注意点


<関連品番>

製品品番検索
※「TKJ30」と前半の品番で検索
リンク
その他
Amazonのアソシエイトとして、本サイト「蛇口補修部品ガイド」は適格販売により収入を得ています。